かつてこんなに自由な気持ちで遊べるアミューズメントパークがあっただろうか
とイエイイエイな気持ちで
ランド内を歩いていると
「あの、写真と取らせていただいてもよろしいですか？」
とカメラマンスタッフに声をかけられること数回
撮ってください、と頼むことはあっても
かつてこんなに申し訳なさそうなカメラマンさんが居ただろうか
さらに、レゴの作品を眺めていると
若い男の子のスタッフが
「どちらからいらっしゃったんですか？」と声をかけてきて
「東京です」
「ええええ！わざわざそんな遠くから！？
他に魅力的なアミューズメントパークがたくさんあるのに！？」
ビックリしすぎである
そして謙虚が過ぎる
「誕生日なんで遠出したんです」と言うと
「おめでとうございます！」と
ポケットからお誕生日おめでとうシールを無くした時のために、と4枚もくれて
「僕も来週誕生日なんです、ここで働いてますけど」
人との交流に飢えてるんじゃないかと心配になるほど
フレンドリーで優しいスタッフさんたち
ネットでたたかれ過ぎて自信を失い、お客様は神様です状態です
こちらおそらく人気のあるアトラクション
海賊船に乗って大きい水鉄砲を的や通行人に当てるアトラクションも
並ぶ人ゼロで入場
このアトラクションのすごいところは
アトラクションの外側にいる無関係な通行人にまで水をかけられること
もちろん、通行人も黙ってません
打ち返せます
しかしあまり人のいない施設内、打ち合いが成立しないこともままあり、
それでは乗船中の子どもたちもつまらなかろう、と
頼まれても居ないので知らない親子に外からガンガン当ててやりました
同乗している親御さんも、「あの人知らない人なのに打ってくるの？」
みたいな顔をしてましたが
自分に水が直撃すると闘争心に火がついて本気で撃ち合い
通り過ぎる際には
私も大人なので「すいませんでした」
向こうも「いえ、ありがとうございます」
お互い水も滴るいい大人の暖かな交流がありました～
大人向けのモノが何一つないわけではなく
全部レゴで作った街があり
渋谷、東京駅、浅草浅草寺、北海道札幌...
実際の名所を夥しい数のレゴで作り上げており
各場所でボタンがあり、押すとレゴが動いたり音楽が鳴ったりります
一番恐ろしかったのは
プロ野球試合中のドームの観客の数
作った人の精神の強さが伺われる傑作です
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