昨年の終り頃にちょっと残念なことが起きまして
金なんか使ってやるわ！と自暴自棄になって探した大晦日の宿
ところがどっこいどこもいっぱい
そうか、世の中の人も何か嫌なことがあって大晦日に散財するか、と勝手な解釈をしつつ
空いてる宿はないモノかと思っていた矢先
とある雑誌で紹介されていた出来立てのホテルをダメもとで調べたら空いている！
やったー！やっぱり新しいからまだ知られていなかったのか！
とその場で予約して
先日予定通りいってきました～
場所は箱根
宿が新しいからか最寄りの駅までの送迎とかも一切なく
ノー車ノー免許の私は必死に電車を乗り継いで
長蛇の列のタクシーに
駅伝前で混み合う道を進んでもらってようやく到着
運転手さんも
「ここあんまりこないんでよくわかんない」
という秘境的宿は
北欧テイストというか断捨離が済んでるというか
一言で言うと超モダン
コンクリート打ちっぱなしに曲線だらけの建物
エレベータのないアスレチック公園みたいな木製の通路でつながった施設
哲学的な小説に出てきそうな
隔離施設みたいで
かっけー
すれ違うお客さんもみんなやたら太い黒縁メガネかけててニット帽かぶってて
かっけー
案内された部屋はほとんどあかりが無くて
「夜の暗さを味わっていただきたいのであかりは最小限です」
かっけー
まじかっけー
「なので、当施設にはテレビが一切ございません」
は？
は？？？？
大晦日に？？？？
大晦日なのに？？？？？
ということで
私の一年で一番大事なテレビ番組、紅白歌合戦を見れない
絶望の大晦日がスタートしたのでした
続く！
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