南の島慣れしていないので
オフシーズンの怖さを知らなかったのですが
そもそも泳げないし、ホテルでのんびりすりゃいいやと思ったら
寂しすぎてのんびり出来ない
他にいる客といえば修学旅行生の集団で
ジャージ姿で青春を謳歌してキャッキャウフフ中の若人たちが、私達をみて
「あっ、みんな空気読んで!静かにー!」
って凄い聞こえる声で気を使ってくれて
修学旅行という大イベントに混ざってしまって申し訳ない気持ち
よし、観光しよう!
と車の運転に自信のない夫婦なのでタクシーに乗って
ガイドブックに載ってる宮古牛の寿司のお店に連れてってくれるよう頼むと
ヨネゾウさんという運転手さん
「いや、そこまでいくんだったら、ぜったい東平安名崎に行った方がいい 俺が連れてってやる!」
これは外国でよく出くわすフッカケじゃなかろうか
私「負けてくれれば行く」
モロッコばりに値切り交渉し、成立
ヨネゾウさんが強引に連れて行ってくれたのは
思わずロードオブザリングを思い出す
CGみたいに岩がゴロンゴロンの神秘的な岬で
ものすごい風が強く
大人もしっかり絶たないと飛ばされそうなほどで
お嬢も体がビャーっと
空飛ぶスーパーお嬢マンができるぐらいの強風
本人もまんざらでもないようで
まんざらでもない様子
人生初の強風にベロがレロレロレロ~
日本百景にも入っているという東平安名崎は
さすがの迫力でヨネゾウに感謝感謝~
ヨネゾウ「昼ごはんはスターダストって店がいいとおもうんだけど」
これはまた観光客を連れて行ってキックバックするあの仕組みか・・・?
「ガイドブックに乗ってた宮古牛のお寿司の店に行きたい」
ヨネゾウ「わかった、そうしよう」
あれ?引きが早い
目当ての店に着くなり無表情で「もう15分で店が終わります」と言い放つ店員さんに
ヨネゾウ「ここ目当てでわざわざ来たんだから食べさせてやってくれよ」
ヨネゾウただのめちゃくちゃいい人でした!
ヨネゾウが特におすすめしなかった寿司は
あまり美味しくなく
今となってはスターダストが気になって仕方ない
貴重な1食が美味しくないまま終わるのが悔しいので
ガイドブックに載ってる近くの宮古そばやさんへ歩くことにしたら
ヤギの糞を避けながら歩くこと30分
全然近くない
そしてそこまで美味くない
手作り感あふれる割り箸アイスキャンデー
使用済み割り箸じゃありませんように・・・
またしてもスッキリしない味わいに
ヨネゾウがおすすめしたスターダストが気になって仕方ない
地図を見たら歩いて行けそうな気がして
車が通れなそうな道をてくてく歩くことに
歩くこと1時間半
全然近くない
載ってるレストランもおかしいし載ってる地図の縮尺おかしいよこのガイドブック!
途中で休もうと思ってたカフェも
「12月中旬まで休みます」
店の前の犬に吠えられるし
足がふらふらになりながらやっとスターダストに到着したら
「お昼の部、終了しました」
ノオオオ!
ヨネゾウを警戒した愚かな私
次からは運転手さんの言うとおりにするー
翌日乗った別のタクシーの運転手さんいわく
「ヨネゾウの車に乗ったんか・・・(ニヤリ)」
有名人らしいです
みなさん宮古島に言ったらヨネゾウさん使命で!
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