セレブ母親学級にて葛藤ーノアゼットプレスダウンロード開始！

ガリガリ君にあたりが出たはいいものの

どこにもっていけばいいのか

もし、もし

買ったコンビニに持って行って、もし店員さんに

「お客様大変申し訳ありません、当店で購入された証明がないと

お持ちいただきました当たりの棒と

ガリガリ君を交換することはできかねます・・・・・・」

とか丁寧に断られたら

６０円のガリガリ君に執着している客ということが

店内中にバレて超恥ずかしい

もし、もし

赤城製菓に当たりの棒を送ることになったら

８２円の切手代のほうが高くて悔しい

ということを数日悩んだまま

当たりの棒を捨てられずにいるアイコです、こんばんは

さて、今日は

３回目の母親学級でした

持病の事と陣痛に耐えられる自信がないことから産院を選んだら

セレブリティがよく出産する病院になったのですが

最初は「セレブがどんなもんか見てやるわー」

と息巻いていたのが

母親学級が近づくにつれ

私一人だけ土の匂いをさせてしまわないか不安になってきました

１回めの母親学級では何故か参加する妊婦全員の自己紹介をさせられ

「皆様何回目の出産かということと、お住まいのおところと、お名前を仰って下さい」

お　おところ！なんて酷な！

６０人程度の妊婦さんがマイクを回して自己紹介がスタート

「港区です」

「港区です」

「港区です」

「渋谷区です」

「目黒区です」

「港区です」・・・

どどどど　どうしよう

区じゃねえ

区であっても港区渋谷区目黒区中央区以外いねえ

足立区とか北区とか練馬区とか親しみやすい区民はいねえかー

嘘をつくか、正直に言うか

実家がある区を言うか、オフィスがある区を言うか

いや、これだけ港区人口いれば一人くらいニセ港区民いてもばれないか

結論が出ないまま近づいてくるターン

こんなに急に決断を迫られたことが、今までの人生であっただろうか

いや、絶対にない

数々の人生のターニングポイントより手に汗握る瞬間

ハアハア・・・

そしてついにマイクが手渡されます

報道記者時代に握ったどのマイクより震える～

「えー、よしのあいこです、初めての出産です」

おところ言い忘れたフリで強行突破ァ！

結局その後も市民仲間は現れず

母親学級の休み時間には周囲の港区民達が

「港区のどちらにおすまいですかー？」

交流会スタートォ

港区だなんて下手な嘘をついたら

知りもしない港区のあれやこれやを語らなければいけないところでした

佐村河内になる瞬間って意外と身近にありました

危なく髪切って記者会見しなきゃいけないところだった

しかし、誰にも声をかけてもらえなかったことを考えると

あの選択が正しかったのか間違っていたのか

もちろん、お友達なんて？できませんでしたよ？

都下民は都下民らしく引っ込んでるべきだったのかー！どうなのかー！

写真は、病院帰りに

傷心を癒やすべく入った外苑前のカフェー

太っちゃいけないってのに、

太っちゃうものを食うのが私らしさよね～

もちろん、一人でね！

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