初ボリウッド映画ー「きっとうまくいく」を見てきたー

久々にルミネでお茶を飲んだら
キャッピキャピな女子があふれていて
年齢的にゆうに１５は格差があって
話題の９割がコイバナで
ソフトクリームにQRコードがくっついてる、そんな時代に突入してました
ちなみにチョコ文字で「ウンコ」と作ろうとしたら足りませんでした

時の激しい濁流の中で
中州に取り残された気持ち
再びルミネに足を踏み入れる自信をすっかり失って向かった先は
シネコンという大きな流れに完全に取り残された
ビルの１フロアにかび臭くたたずむ小さな映画館
レイトショーで映画を見て
さっき帰ってきました
きゃっ！図らずも文化的アピールしちゃった～

どれだけ古い映画館かというと
彼がいるくらい
え？彼って？

彼

時折凄いこもった声で叫んでるけど
何を言ってるかはここ20年くらいわからないまま…

人には知らなくてもいいことがあるってことかしら…
まーこんな感じで早く着いちゃってすることなかったんで

映画まだ見てもいないのに
ポスターと同じポーズをとってみる
わかってないのに素直に従う、現代っ子だわー
あ、わたしまだ「子」って言っていいんだろうか…

ルミネで若さへの自信を失った私を
3時間後にはすっかり元気にしてくれたのは
ずいぶん前に話題になってたインド映画「きっとうまくいく」

お恥ずかしながら初めてのインド映画で
いろんな意味で衝撃ではありましたが
なぜか序盤の陽気なダンスシーンから号泣
ボリウッドが凄いのか私の心が弱ってるのか　
3時間近くあったのに
腰＆お尻の痛みにも気づかずもっと見てたかった珍しい映画
いい話のままにしておけるのに
寝たきりのおじいさんをダシにしつこく笑いを取るブラックさに痺れた
フランス仕事してる身としては
レミゼラブルより感動しちゃいけないいけないって思ってたけど…
軍配はインドで！あれ、アメリカ映画だしいいよね！
さっき変なポーズとっておいて良かったです！

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