伝統あるショコラティエが三代揃うとーイルサンジェ・ファンミーティングー

お店のお客様で面白イベントがあると毎回誘ってくれるＮさんより
「チョコレート食べない？」と誘われていってきたのは
イルサンジェというチョコレート屋さんのお得意様招待イベント

ほかに何の情報もないまま
場所が銀座の店舗かと思いきや
ゆりかもめに乗って
竹橋のレストランへ
ちょっと不安になり
「あの、今日何のイベントでしたっけ？」

Ｎさん「チョコレート屋さんの３世代が揃うらしい」
揃って何するんだろう
わざわざ竹芝で揃わなくてもいいような・・・
いまいち釈然としないまま会場へ

今にも新郎新婦が入場してきそうな会場
私のテーブルにはチョコレート談に花が咲くお得意様がほかに４人
まったく会話に入れず、おいてあったお得意様用会報誌をパラパラめくると

４代目妻の挑戦的な視線
ニコリともしないさすがのフランス女であります
そうこうしているうちに司会者が登場し
ついに

新郎新婦風に四代目の入場
スポットライトがじゃんじゃん当たる四代目
かわいらしい顔つきの四代目にフィーチャーしたビデオも放映され
フランスっぽい音楽とフランス本店の雰囲気に古めの加工を加えた洒落乙なビデオは
四代目が川で石を投げるシーンからスタート
これ、要るかな？
会場全体がちょっと「？」の空気に包まれたところで
期待の五代目入場

１６歳
ハーフパンツですが何か？
ジャスティンビーバーをボやっとしたようなカワイイ５代目は
かなり照れており
舞台上で常に腕組み
余裕のない５代目にくらべ
その後登場した

御年８４歳、大貫録の三代目
司会の「去年は病気でいらっしゃることができませんでしたが
なんと！今年は来ていただくことができました！」
の言葉が発せられた瞬間から
会場全体３代目に向けられる心配の目
「そこまでしてこなくてもよかったんじゃ…」

その間にも次々と運ばれてくる高級チョコ
この皿だけでおよそ３０００円分ですって奥様！
でもほんとにウマい～

両脇においてあるナイフとフォーク
周りをきょろきょろ確認すると
みんなチョコをナイフで丁寧に切ってフォークで刺して食べている　
半信半疑で真似て食べていると
その後レストランの食事も出てきました　
こっちが正解だよね！

四代目と五代目がお菓子を配膳している間
スポットライトも消され残された
ひとりぼっちの三代目
誰かかまってあげて―！

配膳も終わり、食事も終わったころ
司会「どうぞ皆様ご自由に彼らと記念撮影を！」
ここは行かないと！と記者魂を発揮させて前に進むと
隣の４０代女性二人も立ち上り、並んで待つことに
日本語がわからない３世代に
隣の女性「アトンアトンです」
こんなところで私のほうがフランス語ができるぞの戦いが勃発！
すぐ自信を失う私と違って
敵は自信満々に連呼し、採用
スタッフさんは「アトンアトン」と３世代に話しかけ待たせることに成功
アトンアトンって日本語で言うなら
キムタク「ちょ待てよ」位砕けてると思うんだけど…
ま、負けは負けですね

戦争を終えしょんぼりとしているところ
頑張って笑顔を作って記念撮影したところ

哀しみと反抗
若旦那「蝋人形の写真だと思った」
３世代のこれからが他人事ながら心配になる一枚

デザートは
１カップが１２００円くらいするありがたいアイスクリーム　ピスタチオ味もキャラメル味も
激ウマかったのですが
３つは食べれませんでした　
悔しいわー

昨日ブログが更新できなかったのは
アイスクリームの食べ過ぎで
腹を壊し、胃もたれで臥せっていたせいです
せっかくフランスの人間国宝とも呼ばれるMOFを持つショコラティエが
丹精込めて作ったアイスとチョコを
一時間やそこらで体外に出してしまって無念です
ご馳走様でした～?

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