東京でガレットデロア

グラナダでの猿の脳みそ事件、というのを書くつもりだったのですが
まだ家のインターネット環境復活せず
また次回で！

ネット上でフランスの友達が
冬の風物詩、ガレットデロアを食べている写真を頻繁に目にして羨ましがっていたら
昨日家で開いた新年会に
友達が買って来てくれましたー！

ガレットデロアと呼ばれるパイの中に
フェーブと呼ばれる陶器で出来た小さなオモチャが入っていて
食べる人の中で一番年下がテーブルのしたにもぐってるあいだに
パイを人数分切り分け
テーブルから出て来た年下の子がパイをそれぞれランダムに渡して
一斉に食べてフェーブが入ってた人があたりー！
というフランスの一連の慣わし
あたりの人は王様になれます、という特典があるということですが
『一番と二番がキス！』とか言えるわけではないのが日本人がおかしがちなミスなので注意事項です

去年はパリで家族とガレットデロアを食べ
姉が王様となりなんか誇らしげ
おみくじ風に捉えたようで
『今年はきっといいことが！』と嬉しそうでしたが
今回の新年会では
高校の同級生やパリの友人などなどごちゃ混ぜのメンバーが参加

最年少の素直なS青年に
テーブルの下に潜ってもらい
ルール通りに人数分振り分け
『さーだれが王様かなー？！』
『誰かなー？』
『誰かなー‥‥』
『？？』
誰かフェーブ食っちゃった？
控えめな王様なのかな？

調べてみると
フェーブを勢いよく噛んで歯が欠けた人とかから
危ないだろ！とクレームがはいったとかで
時折フェーブを入れず、パイに乗っけてるだけ
代わりにアーモンドなどが入っているガレットデロアがあるとのこと
フェーブが無いのはわかるとして
アーモンドを食べたという人も見つからず
王様不在という結論
共和制だ！民主主義だ！
民衆よ、われに続けー！
S青年潜り損

チーズフォンデュの本場、スイス帰りの友人が
『成城石井のチーズ揃えが凄い！』
と興奮して買って来てくれたチーズ

フランスのスーパーで良く見たチーズ
やー久しぶり～
おそらく値段は何倍もしたであろう
パリで毎晩チーズが出て来た時より俄然美味しく感じる不思議
貴重なものは美味しく感じる流されやすい私の舌
グルメレポーター失格やー

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