三代目加藤ーパリからストックホルムに行ってみたー

いやー明日の百貨店催事の搬入をしていたらこんな時間に
今夜のディナーはファミリーマートのおでん
なんか知らないうちにスープの素が無料で貰える素晴らしい仕組みに！
心から満足しちゃったね、３００円で
家に帰ったら金麦CMみたいにご飯作って待っててくれる奥さん居ないかなー

で、ストックホルムに話を戻し
ランチのニシン３種盛りで心くだけたので
ディナーは日本食にしようとガイドブックをペラペラしていると
「三代目加藤」という寿司屋があると書いてあり　説明部分に
「空手家として世界中を旅した店主がオープンした店」
空手・・・
味は期待できないけど三代目に会いたい一心でお店を探すと
あったあった

寿屋
司が抜けてる　つかさ無いよー

窓から店をのぞくと
米を入れると握ったシャリが出て来る寿司マシーン発見
若旦那「ヤメよう」
私「ヤメない」
若旦那「絶対美味しくないって　ヤメよう」
私「加藤さんに会いたい」
加藤さんへの興味が収まらず、若旦那を説得し入店

かなり本格的な造りの店内

写真も立派
ヨーロッパでこんなに正しい日本風インテリアをそろえた店見たこと無いわー
店員さんも日本人の女性で
オススメ料理を聞くと
「現地の人に人気なのがいいですか、日本人に人気なのがいいですか」
と親切に訪ねてくれて、もちろん現地人に人気な方で！と言って出て来たのが
『焼きそば』

何だろう
真っ黒い物体がソバを覆っている
どうやら失敗じゃないらしい
食べてみると濃厚な何かの味の肉っぽい
麺も日本の焼きそばとは違うベクトルで濃い味
なにやらトックリがついて来たので店員さんに聞くと
「ソースが足りない方が居るので・・・日本人の方は要らないと思いますが」
ソース焼きそばにソースかけて食べる、
響きとしてはとても真っ当だけど・・・死ぬよ！

寿司屋さんということで寿司も注文
マシーンが握ったシャリはやはりマシーンな感じ

来る度話しかけて距離を近づけた店員さんについに質問
私「加藤さんいらっしゃいますか？」
店員さん「・・・？」
私「社長の加藤さんです　空手家の」
店員さん「社長、加藤じゃないんです」
！！
なに！！
私「じゃあ誰が加藤なんですか」
店員さん「社長のお母さんが加藤なんです」
私「社長は？」
店員さん「鈴木です」
鈴木一代目じゃないか！
私「じゃあお母さんが加藤三代目って言う・・・」
店員さん「あの、ちょっと忙しいんで」
打ち切られた　
気になる！！
誰か次にストックホルムに行った人続き聞いて来てください

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