一回１０ユーロ

ゴキブリの氾濫から一夜
今朝掃除のおばちゃんこと大家のママが９時に来ると言われ
会わせて起きていたら１０時半に
ドアがノックされて
５０代のフランス人のおばちゃんが
「私がママンです」
と自己紹介して立っており
ニコニコしながら
「ゴキブリは汚さではなく熱さで発生するのよ　この部屋は清潔で問題ないわ！」
激しい主張
いいからママン、早く掃除して
結局殺虫材散布、掃除をお願いして帰って来たら
ママン「死骸も何も出てこなかったわ　あなたたちが連れて来たんじゃないの？」
私たちが連れて来るとしたら違う虫ですママン！
夜になったら相変わらず３匹こんにちわしており
引っ越しを胸に誓いました　うーんジプシー

残り一ヶ月を切っても攻撃の手を緩めてはいけないー！
ということで
パリ開拓、お友達の輪！を今日もいそしんでおります

昨日初めて会ったアラサー日本人女性は
パリの郊外に住んでいて電車がそれほど多くないらしく
約束があるのに電車が謎の２日間ストップとなり
「仕方が無く」ヒッチハイク
危なく無さそうなフランス人おじさんの運転する自動車を止め
しばらく車に乗りながら会話などしていた所
おじさんが突然股間を押さえだし
「１０ユーロ（千円）でどうかって言って来たのー！！安くないー？！」
値段の問題なのか　答えは誰も知らない

フランス一般人の性欲の強さに恐れをなしたまま
今朝刺繍職人のYちゃんに会ってランチをした所
「パリの狩猟博物館に行ったとき、
　博物館のおじさんから誰もいない部屋に案内され扉を閉められ抱きしめられ困った」
それもう事件ですYO！
ビビりながら向かったのは鉱石美術館

入り口が地味すぎて見つからない上に
入っても大学構内らしく
ペラッペラで道案内されるのを
分かったような顔で受け止め、表札をたよりに進んで行くと
立派な部屋へ

インターホンが入り口に付いていて
押すとおじさん登場
この時点で客、私とYちゃんの２名
これは怪しい部屋に呼ばれるかもしれない！とぴりっとする二人

中に入ると果てしない石石石

かわいい石もあったりするので
じっと眺めているとおじさんが見張りに来たりする
きっと高価なんだろうなあ

なかなか色や形が綺麗であります

博物館にあった

誰かの銅像　ざっくりした作りです
おじさんの監視下のもと２０分くらい石をウロウロ見て
しばし現実頭皮できましたが
家に帰ったらまたゴキさまのおなーりーで
今夜な３匹のご登場でした
引っ越しで下着を持ってくるのを忘れてノーパンで寝るつもりでしたが
ゴキさまの動向によっては
パンツをはこうと思います　大人ですから！

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