ワインについて語りたい

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$今日もパリで困ってます!

フランスに来てどうがんばっても逃げられないもの、ワイン
どこに行っても必ず誰か詳しい人がいて
ワインについて語り始めるとかぶせかぶせで盛り上がって
時折こちら少し話を振ってくれたりしてくれるんですが
全然分からないんで~
日本ではウーロンハイしか飲んでなかったんで~
とか言い訳しても誰も聞いてくれない

スーパーで売っている3ユーロワインと
有名レストランで飲むワインと
目隠しされたら胸を張って間違える自信がある!
とか宣言しても誰も聞いてくれない

そんな9ヶ月を過ごしましたが
終わりが見えて来た今
ワイン講座に行ってみました
小心者なので日本語講座です

パリのエスパスジャポンというところで行われているワイン講座に
2週間前に申し込むとキャンセル待ちと大人気

2日前にキャンセルが出たとのことで
教室に行ってみると
19人の日本人女性がぎっしり 他の習い事とレベルの違う関心度!
年齢層も30、40、50歳代で
しっとり落ち着いてらっしゃる雰囲気の中
もじもじテーブルへ

今回のテーマは「シャルドネ」
・・・・そうか 細かい分類があったのか・・・あと何回くればいいのか・・・
ワインを語る自分は東京ドームのコンサートくらい遥か遠く見えない!絶望

ワインについて講義を聴いた後は
計5種類のワインを一杯ずつ試飲
両隣のマダムは2年間毎月一回の講座を出席しているとのことで手慣れたもの
毎回飲んだ後に水を注いで
グラスを洗ってから次のワインを注いでもらう、というテクニックを教えてくれて
素直に毎回やってましたが
途中からかなり酔っぱらって来て
今水飲んでんのかワイン飲んでんのか分からなくなって
最後の方は結構高いワインだったっぽいのにゴクゴク飲んじゃって
もったいない生徒でした サーセンサーセン

という訳で、味についてはかなりボヤーとした記憶
いや正直記憶も無いのですが
先生や周りの生徒さんの
ワインの味表現の語彙は盗んできました!

「うーん これは淡麗ではない」
ビールと味が違う、ってことではないっぽい

「切れ上がった味ですね」
小股以外に使われた切れ上がり、初めて出会いました
イマイチどんな味なのか分からなかったので
となりのマダムにひそひそ声で
「スイマセン、切れ上がった味ってどんな味ですか?」
と聞いたら
「分かりません!」
ですよね!安心した~

「男性的なワイン」
・・・?
未だにどんな味か分からないので
「男性的」を調べてみたところ
・・・・男性美の ・ 肉体美の ・ 力強い ・ たくましい ・ (よく)鍛えられた ・ 筋肉質の ・ 筋肉の盛り上がった ・ ごつい(体) ・ 偉丈夫の ・ 立派な(体格) ・ りりしい ・ マッチョ ・ 男っぷりのいい ・ いなせな(若衆)
うーん・・・・
味が濃いってことかなー
いなせなワインの方がまだ分かりそうだわー

次ワインの感想を聞かれた時に
この3つの言葉を駆使して参戦します!

途中、最前列に座っていたマダムが先生に質問
「お寿司に合うワインってなんですか」
すると女性の先生の表情が曇り
「良く聞かれますが、その答えはありません なぜならネタが沢山あるから」
「あーなるほど 食べてみないと分からないってことですよねー」
「そういうことではないです 食べなくても合うワインは分かります」
「えーなんでわかるんですかー」
「経験です」
「えーそうなんですか でもアタシやっぱり穴子には~」
「それは食べなくても合うワインは分かります」
なんだこの不穏な空気・・・怖い・・・
ワインについてプロに安易な質問をしてはいけない、といういい勉強になりました

パリはそろそろセールの時期
がんばり時だわ~!
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コメント(4)

TITLE: 1. ワインと日本酒
SECRET: 0
PASS:
食べ物でお酒の味が変わるのはワインと日本酒位で、ウーロンハイから、ジントニック、テキーラ、ウオッカに至るまで飲んでて味は変わりません。従って食べ物でワインの味は全然違う筈です。

TITLE: 2. 無題
SECRET: 0
PASS:
お久しぶりです、カルアの後輩寛子です~
私の友人で「草っぽいワインが飲みたい」と連呼する子がいて、はてどんなワイン?と思っていたらお店の人が「草原のようなワインですね(にっこり)」とリースリングを持ってきて、本当に草原ぽい味がした時はビビりました。w

TITLE: 3. わかりましぇん!
SECRET: 0
PASS:
ボクはワインの美味しさがわからないのです。
他の洋酒なら何とかわかるんですけどねぇ~

ちなみにボクは焼酎ロック派ですよぉ~
ウーロンハイは未だに経験ございましぇん

TITLE: 4. 投資なら
SECRET: 0
PASS:
理屈を知る事も大切でしょうが
飲むなら自分の喉を信じるだけ、

それでも会話のネタにはなるかな、
セールはほどほどに

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吉野亜衣子

吉野亜衣子

リアルなフランス情報フリーペーパー「ノアゼットプレス」編集長・発行人。ラジオ局文化放送で記者、ディレクターを経て2011年夏、退社。突然うっかりフランス・パリで過ごすことに...

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