ソルボンヌ最後の授業

今日は授業の最終日でした

３０歳にもなって学生となり
４ヶ月間一緒に過ごした仲間たち、そして先生
最後の瞬間、どんな勘定、いや感情がわき起こるのか！

毎日遅刻がトレードマークのあいちゃんですが
今日という今日は
カメラを持ってちゃんと授業開始ちょうどに到着　教室に入ると
誰もいない
ははは・・・
みんなバラバラと遅れて到着
先生も遅れて到着し
通常通り
宿題と小テストの答え合わせをしながら2時間経過
最後に今週末のテストについての質疑応答で白熱　私も
「３回休むと合格できないんですか！」
と質問し、先生も丁寧に答えてくれたけど
何言ってるか一生懸命聞いたけど分かんなかったです　
最後の最後まで理解し合えない先生と生徒
先生、４ヶ月でこの程度です　ごめんなさい
というか、先生の名前いまだに知りません　ごめんなさい
あれ、このまま感動的なことが何一つ起きないで終わっちゃうじゃないか・・・

「テストがんばってね！」と先生が授業を締めくくると
アメリカ人の女の子が花束を
台湾人の女の子が伝統的絵柄のタオルを
先生に手渡し
「なんで私の好きな花を知ってたのー！」
「すばらしい色合いね！」
など嬉しそうな先生
テストの点を上げてくれんばかりの喜びよう
しまった！私も何か持ってくれば良かった！
もじもじとカメラをいじっていると
「アイコ、カメラ持ってるのね！」と先生より提案してもらい
集合写真撮影に成功

写真だけでも感動的に、と白黒にしてみました

みんないい顔してるねー
最初の授業に居た
イラン人、トルコ人、アメリカ人はとうの昔に消え
途中まで来ていた
ブラジル人、ウクライナ人は欠席続き
みんなどこ行っちゃったのか知る由もなく
関係ないけど他のクラスに行ったアゼルバイジャン人は妊娠５ヶ月に！
2月の最初の授業であった時はスリムだった彼女が
お腹も大きく胸も大きく
同じ時間をかけて私のフランス語は進歩しなかったけど
お腹の子はこんなにもすくすく育つんだねえ　
お腹をなでながら遠い目
次はテストの会場で、となんとなく猶予を持たせながら
先生とはお別れ
アフリカ勢とは
ちゅっと音を立てながら両頬をすりあわせるビズをし合って
フランス流のお別れ
中国台湾勢とはビズはせず、手を振ってお別れ
みんな、いい人生送れよ！あばよ！！

さ、今日はパリ２７度で
街中では右も左もアイスクリームを食べていて
メトロでは洗濯物生乾きの臭いが充満中
様々な人種、性別、年代の汗の臭いが混ざり合って湿度もぐんぐん上昇し
１秒も早く降りたい、部屋干しトップを配って回りたい
人生最後の授業の日（にしたい）でした

４ヶ月大嫌いな勉強をし続けた私に
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