すかっと晴れないパリです
すぐ雨とか降って傘買うとすぐ止む
ちくしょー!やってられるかー!
後ろ向き友達、Yちゃんと今日もパリをウロウロしていると
大きいショッピングストリートに
突如ぼろぼろの布を垂れ下げた汚いビルが現れ
入り口に「無料」
よし、入ろう
一歩足を踏み入れたとたん、
ヒョロヒョロでニヤニヤのおじさんがにっこにこで
「ボクはフランチェスコデース」とカタコト日本語で登場
「タダ タダ」
彼がニコニコで応対するたび膨らむ恐怖感
「超怪しいね」「コワい・・・」
振り返るとフランチェスコが入り口に立ってるので出られない
観念して6階まで上がりました 足で
何度くじけそうになったことか
くじけるくせにやめる勇気のない今までの私の人生と同じ・・・
要は、
芸術家たちがビル全体をシェアして
自分の作品を作ったり展示したりしている様で
芸術家さんが作成したり昼ご飯食べたりしている脇をふらー、と歩けるスポットです
はい、歩きたい人いますかー!?
あれ、誰も返事が無いなー!
基本的に作品が置いてある部屋は写真撮影禁止だったのですが
「ボクのところは撮影オッケー」と張り紙がしてあったのが
ゴミ屋敷では・・・?
さ、次
足早に獣道を進んで行くと日本人の芸術家さんも数人居る模様で
文庫本が山積みになって
「気になる物がありましたらご自由にどうぞ」
張り紙
あ、ここそういう公民館的な機能もあるんですか・・・
20分くらい
「なんじゃこりゃ?」
「くさっ」
「わー、すごー・・・い?」
を繰りかえして
そろそろ帰ろうか、と出口から出ようとすると
フランチェスカが「チョットマッテ!」
百恵ばりの勢いで引き止めて来て
ペンを持ち出しチラシの裏に頼んでない似顔絵を書き出し
出来上がったのが
所要時間2分
私、右
「顔が丸い」と愚痴ってたら無理矢理顎をとがらせてくれました
首の下の縞は
「ウインズ」って言ったり「ウイング」って言ったり
結局どっちか分かりませんでした
書き終わると
フンフフーンと言いながら自分の財布をぱっかぱっか開閉
「チョットジャナクテモイイヨー!」
ニコニコです
「すっかりやられましたね!」
と二人で悔しがりながら1ユーロずつお支払い
私の眉毛なんて払った後に「あっ」とか言いながら書き加えてたし
見た目通りいい加減なフランチェスコ
愛らしい・・・くもない・・・
お礼を言ってビルを出ると
フランチェスカが道まで出て来て
「アリガトー!! シラカバー アオゾーラー ミーナーミーカーゼー!!」
北国の春を熱唱@パリ一区
「ちょ!」「恥ずかしい!」
小走りで無関係を装って現場を離れました
この写真を撮った後、紙をカバンに突っ込んでから
その後消息不明です
二度と見ることは無い似顔絵、ありがとう、そしてさようなら・・・
「スクワット59リボリ」
59 rue rivoli 75001 Paris
激しいランキングに参加しています
皆様のお陰でなんとかキープ出来てます!今日もお帰り前に1クリックおねがいいたしますー!
贈り物を探されている方は
ぜひこちらをご覧ください
GRIS DAIKANYAMA(姉の店)
店が扱う王室御用達の食器はこちら
TITLE: 1. 無題
SECRET: 0
PASS:
ええっ!? 左側だと思った。
TITLE: 2. 無題
SECRET: 0
PASS:
似顔絵、左の人のほうが
アイコさんだと思いますよ~。
でももうその似顔絵に会えないんだね・・・ww
TITLE: 3. ボクも左だと思うぜ!
SECRET: 0
PASS:
か弱い乙女2人があやしい汚いビルに簡単に
入っちゃ駄目だわよ、警戒心を忘れずにネ!
似顔絵捨てちゃマズイっすよ!!
その人が将来、ピカソ級の芸術家として
もてはやされる可能性だってあったのに・・・
TITLE: 4. 無料 よし、入ろう
SECRET: 0
PASS:
行動パターン読まれてますよ、
オチの似顔絵
女心をくすぐる力がないと
チョットしか出してくれないよ
と、教える義理はないですね