シャンソン教室に行ってみた

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$今日もパリで困ってます!

元バンドマンとしては
フランスに来てしなければならないことの上位に食い込む
「シャンソン教室に通う」
半年を迎えてやっと重い腰を上げました!

フランス在住日本人向けのフリーペーパーに必ず載っているシャンソン教室のお誘い
意外と教室は多くなく 私が今まで見つけたのは2教室のみ
一体どういうムードでどういう人が居るのか・・・

土曜日の夕方、予約時に指定された場所に行くと
そこは小さなステージ付きのレストラン 
教室はピアノがある地下客席
かなり薄暗め 店、つぶれてる?
帰ろうかな・・・
「あー!見学の方ですか!」
見つかっちまったー!

恐る恐る地下に降りると
私の両親世代の男性女性が40人くらい 
全員日本人でギュウギュウになりながら客席で談笑
私を見て
「まー!平均年齢下がるわー!!」
下がるかなー とりあえず喜ばれている模様で良かったー

譜面が配られた後は
細身でスキンヘッド、年齢不詳のフランス人の男性の先生が登場
ぽいわー
ピアノを弾きながらフランス語の発音矯正、歌の指導をしてくれるとのこと

譜面が読めない・・・とビビっていたら
遠くのおじさん同士で譜面を見ながら
「この記号なんですか」
「こんな記号ありましたっけね」
「我々の頃は無かったってことにしておきましょうか」
「私、譜面読めないから自分で歌詞カード作ってきましたー!」
みんなどっこいどっこいの様子です ヨシ!


曲目は
エディットピアフ!来た来た!これこれ!これを求めてましたー
「パリの空の下」
こんな曲


少しず区切って練習して、最後は合唱という仕組み
中にはエディットピアフみたいな強力ビブラートを発している女性や
元々は声楽家だったという人もおり
私もがんばってついて行こうとしましたが
エディットピアフに近づくどころか、まだまだ日本から出られず
北千住の空の下くらいです
次は成田くらいを目指したいです

6月には発表コンサートがあるそうで
「入会すると、コンサートに出場しやすくなるのよ!」
しやすく・・・なくて・・・いいかな・・・

毎回1時間のレッスン後は、
そのまま生徒同士でコーヒーを飲んでるというので
ちょっと混ざってみるかーと軽い気持ちで参加したところ
皆さん気さくでオープン 和やかなムード
が、途中誰かが
「あら、コーヒーの値段、上がってるじゃない!」
「この味で!」
「しかも毎回使ってる私たちに何も言わずに!ひどい!」
オーナーのこっそり値上げを発見して結構ご立腹
そしてその怒りが伝染かつロングラスティング
そんな様子を見て 
ああ!日本のお母さんたちってこんなだった!
懐かしい!なでなでされたい!
と非常に心が潤って帰ってきました


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コメント(2)

TITLE: 1. 巻き舌できます?
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この曲は難易度が高いですねぇ~

曲を聞いてたらスタジオジブリの「紅の豚」を
思い出しましたわ。加藤登紀子さんの歌。。

    (水野晴郎さん風に・・・・)

ん~パリって本当に良いもんですねぇ~

TITLE: 2. やるなら
SECRET: 0
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コンサート出場しましょう、

レッスン後のコーヒータイムが
楽しみになったりね

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吉野亜衣子

吉野亜衣子

リアルなフランス情報フリーペーパー「ノアゼットプレス」編集長・発行人。ラジオ局文化放送で記者、ディレクターを経て2011年夏、退社。突然うっかりフランス・パリで過ごすことに...

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